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この記事では、各行に入力されている数値を2乗し、その2乗した値の合計を算出するSUMSQ関数について説明します。
名前の覚え方としては、2乗を英語で言うと、「Square」になります。
それを合計するので、SUMSQ(Squareの頭文字2つ)です。
それを日本語でいうと、「平方和」となります。
この記事で、SUMSQ関数を使えるようになりましょう。
SUMSQ関数に似たような関数がいくつかあります。
以下の記事では、全ての数値の合計を求めるSUM関数について説明しています。
【EXCEL:SUM関数】単価と数量から小計や合計を計算したい
以下の記事では、条件を指定して合計を求めるSUMIF関数について説明しています。
【EXCEL:SUMIF関数】条件を指定して合計を求めたい
また、以下の記事では、複数条件を指定して合計を求めるSUMIFS関数について説明しています。
【EXCEL:SUMIFS関数】複数条件を指定して合計を求めたい
以下の記事では、指定された全ての数値の積を求めるPRODUCT関数について説明しています。
【EXCEL:PRODUCT関数】入力されている全ての数値の積を求めたい
以下の記事では、各行に入力されている数値の積の合計を求めるSUMPRODUCT関数について説明しています。
【EXCEL:SUMPRODUCT関数】それぞれの積の合計を求めたい
他の数学関数のまとめは、以下で説明しています。
【EXCEL関数まとめ】仕事が早い人がよく使う数学関数26選
それでは、SUMSQ関数について説明します。
SUMSQ関数の使い方
SUMSQ関数は、以下のように指定します。
=SUMSQ(数値1,数値2,・・・,数値255)
指定された数値、それぞれの2乗を各行毎に求めます。その求めた2乗 の結果を合計します。
数値の指定は、255個まで指定可能です。
セルに入力されている数値の場合、セル番地を指定します。
また、直接関数に入力して指定します。
SUMSQ関数は、1個から255個の数値を指定することができます。
数値1~数値255にはセル番地やセル範囲または直接数値を指定します。
例えば、A2:A5のようにセル範囲を指定します。
上記の場合、(A2×A2) + (A3×A3) + (A4×A4) + (A5×A5) という計算式で合計を求めてくれます。
SUMSQ関数の使用例
以下の図では、セルA9でSUMSQ関数を利用して、各行の2乗の和を求めています。
具体的には、以下の計算式で合計を求めています。
合計 = (A2×A2) + (A3×A3) + (A4×A4) + (A5×A5) + (A6×A6) + (A7×A7) + (A8×A8)
各行の2乗を求める列は必要なく、SUM関数も利用せずに各行の和を求めています。
以下の図では、SUMSQ関数を利用せずに同じ結果を算出する方法を説明しています。
各行でA列に入力されている数値の2乗した結果をB列に算出しています。
次に、セルB9にSUM関数を利用して、セルB2からセルB8の数値を合計しています。
上記のように各業の計算とSUM関数を利用せずとも、SUMSQ関数を利用すれば1発で2乗の和を簡単に求めることができます。
なかなか、便利ですね。
それではいろいろ試して、SUMSQ関数が使えるようになりましょう。
以上です。