困っている女性
四捨五入する関数は、ROUND関数です。
指定した桁数のひとつ下の位で四捨五入をします。
4以下の場合は切り捨て、5以上の場合は切り上げます。
解決する男性
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この記事では、指定した数値を指定した桁数に四捨五入して求めるROUND関数について説明します。
指定した桁数にするために、指定した桁のひとつ下の位で四捨五入します。
数値を扱う場面はたくさんあります。
各数値の桁を揃えるために、四捨五入を利用することがたくさんあります。
この記事で、ROUND関数を使えるようになりましょう。
ROUND関数には、似たような関数がいくつかあります。
以下の記事では、指定した数値を切り上げするROUNDUP関数について説明しています。
【EXCEL：ROUNDUP関数】数値を切り上げて指定の桁数まで求めたい
以下の記事では、指定した数値を切り捨てるROUNDDOWN・TRUNC関数について説明しています。
【EXCEL：ROUNDDOWN・TRUNC関数】数値を切り捨てて指定の桁数まで求めたい
それでは、ROUND関数について説明します。
もくじ
ROUND関数の使い方
ROUND関数は、以下のように指定します。
=ROUND(数値,桁数)
指定された数値を、指定した桁数のひとつ下の位で四捨五入し、指定した桁数にします。
桁数は、以下のように指定します。
- 小数点第3位 ⇒ 3
- 小数点第2位 ⇒ 2
- 小数点第1位 ⇒ 1
- 0の位 ⇒ 0
- 1の位 ⇒ -1
- 10の位 ⇒ -2
- 100の位 ⇒ -3
数値の指定に、セルに入力されている数値を指定する場合、セル番地を指定します。
また、直接数値を入力して指定します。
桁数の指定の説明
ROUND関数は、数値と桁数を指定します。
数値には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。
桁数には、四捨五入して最終的に求める数値の桁数を指定します。
四捨五入は、指定された桁数のひとつ下の位で行います。
マイナスの数値を四捨五入する場合、正の数値を四捨五入した結果にマイナスをつけた数値が求められます。
ROUND関数の使用例（正の数値）
以下の図では、セルC2でROUND関数を利用して、A2の数値を四捨五入した結果を計算してします。
具体的には、数値「1234.5678」を指定された桁数「3」で四捨五入しています。
つまり、小数点以下第4位（8）を四捨五入して、結果「1234.568」を算出しています。
ROUND関数の使用例（正の数値）
ROUND関数の使用例（負の数値）
以下の図では、セルC11でROUND関数を利用して、A11の数値を四捨五入した結果を計算してします。
具体的には、数値「-1234.5678」を指定された桁数「3」で四捨五入しています。
つまり、小数点以下第4位（8）を四捨五入して、結果「-1234.568」を算出しています。
12行目から17行目についても、B列で指定された桁数に四捨五入して求めています。
ROUND関数の使用例（負の数値の場合）
負の数値については、まず正の数値として四捨五入し、最後にマイナスを付加して求めています。
なかなか、便利ですね。
それではいろいろ試して、ROUND関数が使えるようになりましょう。
以上です。
