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この記事では、SUMIF関数を利用して条件ごとのそれぞれの合計を求める方法について説明します。
それぞれの条件に該当する行の指定した列の値を合計することができます。
もっと簡単にいろいろな集計をしたい方は、以下の記事も参照してください。
それでは、SUMIF関数について説明します。
もくじ
SUMIF関数の使い方
SUMIF関数は以下のように指定します。
=SUMIF(指定した条件を探す範囲,条件,条件に該当した場合に合計する範囲)
指定した条件ごとの合計を返します。
SUMIF関数は、3つの引数を指定して使います。
1つ目は、指定した条件を探す範囲を指定します。
条件を探す列範囲を指定します。
2つ目は、条件を指定します。
条件は、文字列や等符号(>,<>,<)で指定します。
3つ目は、条件に該当した場合に合計する範囲を指定します。
合計する列範囲を指定します。
SUMIF関数を利用して売上数の合計を求める
以下の「売上明細表」は、年月日毎の担当者毎の売上数と売上金額の一覧となっています。
「個人成績表」は、担当者毎の売上数合計と売上金額合計を表しています。
「個人成績表」の売上数は、SUMIF関数を利用して求めています。
実際に入力している計算式は以下です。
=SUMIF($C$3:$C$17,$G3,$D$3:$D$17)
$C$3:$C$17は、売上明細表の「担当者」列範囲を指定しています。
具体的には、指定した条件(佐藤)を探す範囲を指定しています。
「C3:C17」ではなく、「$C$3:$C$17」を指定している理由は、H3をコピーしてH4からH6に貼り付けても「担当者」列範囲が変更されなくするためです。
$G3は、個人成績表の担当者(佐藤)を指定しています。
$D$3:$D$17は、売上明細表の「売上数」列範囲を指定します。
具体的には、「担当者=佐藤」に該当する行の合計する範囲(売上数)を指定しています。
「D3:D17」ではなく、「$D$3:$D$17」を指定している理由は、H3をコピーしてH4からH6に貼り付けても「売上数」列範囲が変更されなくするためです。
SUMIF関数を利用して売上金額の合計を求める
さきほど担当者毎の売上数合計を求めましたので、次は担当者毎の売上金額合計を求めます。
「個人成績表」の売上金額は、SUMIF関数を利用して求めています。
実際に入力している計算式は以下です。
=SUMIF($C$3:$C$17,$G3,$E$3:$E$17)
$C$3:$C$17は、売上明細表の「担当者」列範囲を指定しています。
具体的には、指定した条件(佐藤)を探す範囲を指定しています。
$G3は、個人成績表の担当者(佐藤)を指定しています。
$E$3:$E$17は、売上明細表の「売上金額」列範囲を指定します。
具体的には、「担当者=佐藤」に該当する行の合計する範囲(売上金額)を指定しています。
先程の売上数を求めるときに指定したSUMIF関数の条件との違いは、合計する範囲だけです。
最初は指定の仕方が難しく思いますが、慣れてしまえば簡単に3つの条件を指定できるようになります。
1つ1つ自力で入力して、慣れましょう。
以上です。