【EXCEL関数まとめ】仕事が早い人がよく使う統計関数12選

統計関数

この記事では、EXCEL関数のデータの個数や平均などを求める統計関数について説明しています。

 

統計関数の他には、最大値や最小値、順位を求める関数があります。

 

統計関数を利用して、正確に素早くデータの統計に利用しましょう。

 

 

それでは、EXCELの統計関数について説明していきますので、手を動かしながら使ってみましょう。

 

困っている女性

EXCELには、たくさんの関数があるけど、いまいち覚えられないの・・・。

困っている女性

データの個数や平均、最大や最小を求める関数について、どんな関数があるか教えてほしいの。
それなら、統計関数について、どんな種類があって、どんな時に使うかまとめて説明するよ。

解決する男性

困っている女性

待ってました、早く教えてよ。

 

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EXCEL関数の統計関数について、1つ1つ順番に説明していきます。

1.データの個数を求める関数

COUNT関数

COUNT関数は、指定された範囲に存在する数値や日付、時刻のセルの個数を求めます。

 

COUNT関数は、以下のように指定します。

=COUNT(値1,値2,・・・,値255)

 

  • 値1から値255には、セル範囲を指定することができます。
  • A2:B4のようにセル範囲を指定できます。
  • 指定されたセル範囲の数値や日付、時刻の個数を求めます。
  • 指定されたセル範囲の文字列や論理値、空白は個数として数えません。

 

COUNTA関数

COUNTA関数は、指定された範囲に存在する空白以外のセルの個数を求めます。

 

COUNTA関数は、以下のように指定します。

=COUNTA(値1,値2,・・・,値255)

 

  • 値1から値255には、セル範囲を指定することができます。
  • A2:B4のようにセル範囲を指定できます。
  • 指定されたセル範囲の空白以外のセルの個数を求めます。

 

COUNTBLANK関数

COUNTBLANK関数は、指定された範囲に存在する空白セルの個数を求めます。

 

COUNTBLANK関数は、以下のように指定します。

=COUNTBLANK(範囲)

 

  • セル範囲を1つだけ指定することができます。
  • A2:B4のようにセル範囲を指定できます。
  • 指定されたセル範囲の空白セルの個数を求めます。

 

COUNTIF関数

COUNTIF関数は、条件に一致するデータの個数を求めます。

 

COUNTIF関数は、以下のように指定します。

=COUNTIF(指定した条件を探す範囲,条件)

 

  • 1つ目の引数は、条件を探す範囲を指定します。範囲は、A2:B4のように指定します。
  • 2つ目の引数は、条件を指定します。条件は、文字列や符号(>,<,<>)などで指定します。
  • 条件を探す範囲から条件に該当するセルの個数を求めます。

 

条件に該当するデータの個数を求めたい 【EXCEL:COUNTIF関数】条件に該当するデータの個数を求めたい

 

COUNTIFS関数

COUNTIFS関数は、複数の条件を満たすセルの個数を求めます。

 

COUNTIFS関数は、以下のように指定します。

=COUNTIFS(条件を探す範囲①,条件①,条件を探し範囲②,条件②,・・・)

 

  • 「条件を探す範囲」と「条件」を1セットとして、好きなだけ条件を指定することができます。
  • 1つ目の引数は、条件を探す範囲を指定します。
  • 2つ目の引数は、条件を指定します。条件は、文字列や等符号(>,<>,<=)を使って指定します。
  • それ以降の引数も好きなだけ、範囲と条件をセットで指定できます。

 

複数条件に該当するデータの個数を求めたい 【EXCEL:COUNTIFS関数】複数条件に該当するデータの個数を求めたい

 

2.平均値を求める関数

AVERAGE関数

AVERAGE関数は、指定された範囲の数値の平均値を求めます。

 

AVERAGE関数は、以下のように指定します。

=AVERAGE(数値1,数値2,・・・,数値255)

 

  • 1個から255個の数値やセル範囲を指定することができます。
  • セル範囲は、A2:B4のように指定できます。
  • 日付や時刻の平均値も求めることができます。

 

AVERAGEIF関数

AVERAGEIF関数は、指定された範囲の検索条件に該当する平均対象範囲の値の平均値を求めます。

 

AVERAGEIF関数は、以下のように指定します。

=AVERAGEIF(範囲,検索条件,平均対象範囲)

 

  • 1つ目の引数は、検索条件を探す範囲を指定します。
  • 2つ目の引数は、検索する条件を指定します。条件は、文字列や等符号(>,<>,<=)を使って指定します。
  • 3つ目の引数は、平均値を求める範囲を指定します。

 

AVERAGEIFS関数

AVERAGEIFS関数は、指定された範囲の検索条件に該当する平均対象範囲の値の平均値を求めます。

 

AVERAGEIFS関数は、以下のように指定します。

=AVERAGEIFS(平均対象範囲,範囲1,条件1,・・・,範囲127,条件127)

 

  • 1つ目の引数は、平均値を求める範囲を指定します。
  • 2つ目の引数は、条件1を探す範囲1を指定します。
  • 3つ目の引数は、条件1を指定します。条件は、文字列や等符号(>,<>,<=)を使って指定します。
  • 条件と範囲のペアは、最大127個まで指定可能です。

 

3.最大値を求める関数

MAX関数

MAX関数は、指定された範囲の数値の最大値を求めます。

 

MAX関数は、以下のように指定します。

=MAX(数値1,数値2,・・・,数値255)

 

  • 1個から255個の数値やセル範囲を指定することができます。
  • セル範囲は、A2:B4のように指定できます。
  • 日付や時刻の最大値も求めることができます。

 

4.最小値を求める関数

MIN関数

MIN関数は、指定された範囲の数値の最小値を求めます。

 

MIN関数は、以下のように指定します。

=MIN(数値1,数値2,・・・,数値255)

 

  • 1個から255個の数値やセル範囲を指定することができます。
  • セル範囲は、A2:B4のように指定できます。
  • 日付や時刻の最小値も求めることができます。

 

5.順位を求める関数

LARGE関数

LARGE関数は、指定された範囲のなかで、大きい方からの順位の値を求めます。

 

LARGE関数は、以下のように指定します。

=LARGE(範囲,順位)

 

  • 1つ目の引数は、セル範囲を指定しています。
  • セル範囲は、A2:B4のように指定できます。
  • 2つ目の引数は、大きい方からの順位を指定します。

 

SMALL関数

SMALL関数は、指定された範囲のなかで、小さい方からの順位の値を求めます。

 

SMALL関数は、以下のように指定します。

=SMALL(範囲,順位)

 

  • 1つ目の引数は、セル範囲を指定しています。
  • セル範囲は、A2:B4のように指定できます。
  • 2つ目の引数は、小さい方からの順位を指定します。

 

 

以上です。

 

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