この記事では、指定した複数条件に該当するデータの個数を求めるCOUNTIFS関数について説明します。
COUNT + IF + Sとなっているので、数える + 条件 + 複数形となり、何をする関数かイメージしやすいかと思います。
この記事で、COUNTIFS関数を使えるようになりましょう。
困っている女性
指定した複数条件に該当するデータの個数を求めるCOUNTIFS関数があります。
COUNTIF関数は1つの条件しか指定できませんが、COUNTIFS関数は最大127個の条件を指定できます。
解決する男性
困っている女性
解決する男性
困っている女性
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以下の記事では、条件に該当するデータの個数を求めるCOUNTIF関数について説明しています。
【EXCEL:COUNTIF関数】条件に該当するデータの個数を求めたい
それでは、COUNTIFS関数について説明します。
COUNTIFS関数の使い方
COUNTIFS関数は、以下のように指定します。
=COUNTIFS(範囲,検索条件)
範囲は、検索するセル範囲を指定します。
検索条件は、文字列や数値で指定します。
範囲と検索条件の組み合わせを最大127組指定可能です。
指定した範囲と検索条件の組み合わせ全てに該当するデータの個数を求めます。
COUNTIFS関数は、範囲内の検索条件に該当するデータの個数を求めます。
範囲は、セル範囲で指定します。例えば、A2:A5です。
検索条件は、文字列指定する場合は”>50″のように指定します。
数値で指定する場合は、50のように指定します。
範囲と検索条件の組み合わせを複数指定でき、指定した組み合わせ全てに該当するデータの個数を求めます。
COUNTIFS関数の使用例
以下の図では、セルA2でCOUNTIFS関数を利用しています。
範囲でセル範囲D2:D7(国語の列)を指定しており、検索条件では”>60″を指定しています。
2つ目の組み合わせは、範囲でセル範囲E2:E7(数学の列)を指定しており、検索条件では”>60″を指定しています。
つまり、国語の得点が60点より大きく、かつ数学の得点が60点より大きいデータの個数を求めています。
結果として、3名(佐藤さん、田中さん、山田さん)が求められています。
以下の図では、範囲と検索条件をさらに1つ追加してします。
範囲でセル範囲F2:F7(理科の列)を指定しており、検索条件では”>60″を指定しています。
結果として、2名(田中さん、山田さん)が求められています。
以下の図では、範囲と検索条件をさらに1つ追加して、4つの条件を指定しています。
範囲でセル範囲G2:G7(社会の列)を指定しており、検索条件では”>60″を指定しています。
結果として、1名(田中さん)が求められています。
いかでしたか?複数の条件に該当するデータの個数を簡単に求めることができました。
それでは、COUNTIFS関数の値をいろいろ変えて、試してみましょう。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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