この記事では、指定した条件に該当するデータの個数を求めるCOUNTIF関数について説明します。
COUNT + IFとなっているので、数える + 条件となり、何をする関数かイメージしやすいかと思います。
この記事で、COUNTIF関数を使えるようになりましょう。
困っている女性
指定した条件に該当するデータの個数を求めるCOUNTIF関数があります。
解決する男性
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解決する男性
困っている女性
以下の記事では、縦に並んだリストから指定した値を検索するVLOOKUP関数について説明しています。
【EXCEL:VLOOKUP関数】入力した値をもとにマスタシートから関連するデータを取得したい
以下の記事では、横に並んだリストから指定した値を検索するHLOOKUP関数について説明しています。
以下の記事では、1行または1列の範囲から値を検索するLOOKUP関数について説明しています。
【EXCEL:LOOKUP関数】1行または1列の範囲から値を検索したい
以下の記事では、行と列で指定した位置のセルの値を取得するINDEX関数について説明しています。
【EXCEL:INDEX関数】行と列で指定した位置のセルの値を求めたい
以下の記事では、指定された値を検索し、位置を求めるMATCH関数について説明しています。
【EXCEL:MATCH関数】指定された値を検索し位置を求めたい
以下の記事では、文字列で指定されたセル番地のセルの値を求めるINDIRECT関数について説明しています。
【EXCEL:INDIRECT関数】指定したセル番地でセルの値を取得したい
以下の記事では、条件に該当する数値の個数を求めるDCOUNT関数について説明しています。
【EXCEL:DCOUNT関数】条件に該当するセルの個数を求めたい
それでは、COUNTIF関数について説明します。
COUNTIF関数の使い方
COUNTIF関数は、以下のように指定します。
=COUNTIF(範囲,検索条件)
範囲は、検索するセル範囲を指定します。
検索条件は、文字列や数値、ワイルドカードで指定します。
ワイルドカードは、以下が利用できます。
*:任意の文字列
?:任意の1文字
COUNTIF関数は、範囲内の検索条件に該当するデータの個数を求めます。
範囲は、セル範囲で指定します。例えば、A2:A5です。
検索条件は、文字列指定する場合は”>50″のように指定します。
数値で指定する場合は、50のように指定します。
また、ワイルドカードで指定する場合は、”*田”や”?田”のように指定します。
COUNTIF関数の使用例
以下の図では、セルA2でCOUNTIF関数を利用しています。
範囲でセル範囲E2:E7(数学の列)を指定しており、検索条件では”>=60″を指定しています。
つまり、数学の得点が60点以上のデータの個数を求めています。
結果として、4名(佐藤さん、田中さん、本田さん、山田さん)が求められています。
以下の図では、検索条件を65としていますので、数学の得点がズバリ65点のデータを探しています。
結果として、1名(田中さん)が求められています。
以下の図では、範囲をC2:C7を指定しており、氏名の列を指定しています。
検索条件では、”?田”と指定しており、任意の1文字 + 田に該当する文字列を探しています。
結果として、3名(浜田さん、本田さん、山田さん)が求められています。
以下の図では、検索条件を”*田*”を指定しており、任意の文字列 + 田 + 任意の文字列に該当する文字列を探しています。
つまり、任意の文字列(*)なので、0文字以上の文字列が該当します。
結果として、4名(田中さん、浜田さん、本田さん、山田さん)が求められています。
それでは、COUNTIF関数の値をいろいろ変えて、試してみましょう。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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