この記事では、全ての条件を満たしているか求めるAND関数について説明します。
この記事で、AND関数を使えるようになりましょう。
困っている女性
指定した全ての条件が満たしているか調べるAND関数があります。
解決する男性
困っている女性
解決する男性
困っている女性
以下の記事では、セルの値で表示する文字列を変えるIF関数について説明しています。
【EXCEL:IF関数】「セルの値で表示させる文字を変えたい」を解決する
それでは、AND関数について説明します。
AND関数の使い方
AND関数は、以下のように指定します。
=AND(条件1,条件2,・・・条件255)
条件1から条件255まで指定可能です。
指定した条件が全て満たしている場合TRUEを返します。1つでも満たしていない場合FALSEを返します。
AND関数は、論理式で条件を複数指定可能です。
指定された論理式が全て満たしているか求めることができます。
AND関数の使用例
以下の図では、セルH2でAND関数を利用しています。
以下の5つの条件が全て満たしているか求めています。
- B2>=60
- C2>=60
- D2>=60
- E2>=60
- F2>=60
具体的には、国語>=60 かつ 数学>=60 かつ 理科>=60 かつ 社会>=60 かつ 英語>=60を求めています。
セルH2でFALSEが表示されています。
つまり、佐藤さんは理科が54点のため、全ての条件を満たしていません。
4行目の田中さんだけが、H列でTRUEが表示されています。
つまり、田中さんだけ全ての教科が60点以上となっています。
ちなみに、G列では5教科の平均点を表示しています。
平均点だけをみると、鈴木さんが一番優秀となります。
しかし、数学が58点となっているので今回のAND関数の結果がFALSEとなっています。
それでは、AND関数への条件を変えてみて、全ての条件を満たしているか調べてみましょう。
以上です。