この記事では、横に並んでいるリストから指定した値を検索するHLOOKUP関数について説明します。
この記事で、HLOOKUP関数を使えるようになりましょう。
困っている女性
横に並んだリストから指定した値を検索するHLOOKUP関数があります。
HLOOKUPのHは「Horizontal」（水平）のHです。
VLOOKUPのVは「Vertical」（垂直）のVです。
解決する男性
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解決する男性
困っている女性
以下の記事では、縦に並んだリストから指定した値を検索するVLOOKUP関数について説明しています。
【EXCEL：VLOOKUP関数】入力した値をもとにマスタシートから関連するデータを取得したい
それでは、HLOOKUP関数について説明します。
HLOOKUP関数の使い方
HLOOKUP関数は、以下のように指定します。
=HLOOKUP(検索値,範囲,行番号,検索の型)
検索値は、検索する値を指定します。
範囲は、検索範囲を指定します。
行番号は、取得する値が存在する行を指定します。
範囲の先頭行を1として、何行目かを指定します。
検索の型は、検索する方法を指定します。
TRUEを指定した場合、検索値に一致する値が存在しない場合、検索値未満の最大値を検索します。
FALSEを指定した場合、検索値に一致する値のみを検索します。
HLOOKUP関数は、横に並んだリストから指定した値を検索します。
検索値は、値が入力されているセルまたは直接値を指定可能です。
範囲は、セル範囲を指定します。
行番号は、数字の1以上を指定します。
HLOOKUP関数の使用例
以下の図では、セルB2でHLOOKUP関数を利用しています。
セルB1で指定した値を、セル範囲B4:H4から検索します。
該当する値が見つかった場合、セル範囲B5:H5の値を取得して、セルB2に表示します。
結果として、都道府県コード：03を検索し、都道府県名：岩手県を取得しています。
HLOOKUP関数の使用例
1つ目のB1は、検索値（03）を指定しています。
2つ目のB4:H5は、検索する範囲を指定しています。
指定した範囲の1行目から検索値（03）を検索します。
3つ目の2は、B4:H5の2行目から値を取得することを意味しています。
4つ目のFALSEは、検索値に該当する値のみ検索することを指定しています。
次に、検索の型をTRUE（検索値の近似値を検索する）にした場合を説明します。
以下の図では、検索値（09）を範囲B4:H4から探していますが、一致する値がないので検索値（09）に一番近い値（07）を取得し、該当する2行目の福島県を返しています。
HLOOKUP関数の使用例（近似値検索）
このように、検索の方をTRUEにした場合、一致する値が存在しない場合、近似値を探してくれます。
それでは、HLOOKUP関数の値をいろいろ変えて、試してみましょう。
以上です。
