この記事では、いずれかの条件を満たしているか求めるOR関数について説明します。
この記事で、OR関数を使えるようになりましょう。
困っている女性
指定した条件のいずれかが満たしているか調べるOR関数があります。
解決する男性
困っている女性
解決する男性
困っている女性
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それでは、OR関数について説明します。
OR関数の使い方
OR関数は、以下のように指定します。
=OR(条件1,条件2,・・・条件255)
条件1から条件255まで指定可能です。
指定した条件のいずれかを満たしている場合TRUEを返します。
すべての条件を満たしていない場合FALSEを返します。
OR関数は、論理式で条件を複数指定可能です。
指定された論理式のいずれかを満たしているか求めることができます。
OR関数の使用例
以下の図では、セルH2でOR関数を利用しています。
以下の5つの条件のいずれかを満たしているか求めています。
- B2>=80
- C2>=80
- D2>=80
- E2>=80
- F2>=80
具体的には、国語>=80 かつ 数学>=80 かつ 理科>=80 かつ 社会>=80 かつ 英語>=80のいずれかを満たしているかを求めています。
セルH2でTRUEが表示されています。
つまり、佐藤さんは社会が91点のため、条件を満たしています。
4行目の田中さんだけが、H列でFALSEが表示されています。
つまり、田中さんだけ全ての教科が80点以上になっていません。
田中さんだけが、80点以上になった教科がないことがわかります。
ちなみに、G列では5教科の平均点を表示しています。
それでは、OR関数への条件を変えてみて、いずれかの条件を満たしているか調べてみましょう。
以上です。