困っている女性
それは、順列の数ですね。
順列の数を求めるPERMUT関数があります。
順列なので、選ぶ順番も重要となり、組み合わせ数にカウントされます。
解決する男性
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この記事では、標本数と抜き取り数を指定して順列の数を算出するPERMUT関数について説明します。
学校の授業で出てきた「順列の数」を、求めるのに使えます。
この記事で、PERMUT関数を使えるようになりましょう。
順列の数を求めるPERMUT関数に似た、組み合わせ数を求めるCOMBIN関数については、以下の記事で説明しています。
それでは、PERMUT関数について説明します。
PERMUT関数の使い方
PERMUT関数は、以下のように指定します。
=PERMUT(標本数,抜き取り数)
指定した標本数から、指定した抜き取り数を抜き取るときの順番もふくめた組み合わせ数を求めます。
PERMUT関数は、標本数と抜き取り数を指定します。
標本数には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。
抜き取り数には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。
また、抜き取り数は、標本数を超えない数を指定します。
PERMUT関数の使用例
以下の図では、セルC2でPERMUT関数を利用して、セルA2(標本数)とセルB2(抜き取り数)の順列の数を求めています。
具体的には、標本数(5)から抜き取り数(3)の順列の数として、60が求められています。
3行目は、標本数5、抜き取り数2の順列の数20を算出しています。
5行目は、標本数5、抜き取り数0の順列の数1を算出しています。
以下の表では、標本数5、抜き取り数2の順列の組み合わせを1つ1つ表しています。
総数5なので、A・B・C・D・Eから2つ抜き取る場合の順列の組み合わせを全パターン選んでいます。
H列からL列の数字は、選んだ順番を表しています。
A・B・C・D・Eそれぞれが選ばれた回数を最終行に算出しています。
それぞれ8回ずつ選択されていることがわかります。
A・B、B・Aなど全部で20パターンとなり、PERMUT関数が算出した20が正しいことを証明しています。
それではいろいろ標本数、抜き取り数を変えて、PERMUT関数を試してみてください。
以上です。