【EXCEL:COMBIN関数】組み合わせ数を求めたい

組み合わせ数を求めたい

困っている女性

全体数と抜き取る数から組み合わせ数を求める関数ってないの?
ありますよ。
組み合わせ数を求めるCOMBIN関数があります。

組み合わせなので、順番は関係なく単純な組み合わせ数を求めます。

解決する男性

困っている女性

その関数って、難しいの?
いいえ、簡単だよ。総数と抜き取り数を指定するだけです。

解決する男性

困っている女性

それじゃあ、早く教えてよ。

 

この記事では、総数と抜き取り数を指定して組み合わせ数を算出するCOMBIN関数について説明します。

 

学校の授業で出てきた「組み合わせ数」を、求めるのに使えます。

 

この記事で、COMBIN関数を使えるようになりましょう。

 

組み合わせ数を求めるCOMBIN関数に似た、選んだ順番も組み合わせ数にカウントする順列の数を求めるPERMUT関数については、以下の記事で説明しています。

【EXCEL:PERMUT関数】順列の数を求めたい

 

それでは、COMBIN関数について説明します。

COMBIN関数の使い方

COMBIN関数は、以下のように指定します。

=COMBIN(総数,抜き取り数)

 

指定した総数から、指定した抜き取り数を抜き取るときの組み合わせ数を求めます。

COMBIN関数の説明

COMBIN関数は、総数抜き取り数を指定します。

 

総数には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。

 

抜き取り数には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。

 

また、抜き取り数は、総数を超えない数を指定します。

 

COMBIN関数の使用例

以下の図では、セルC2でCOMBIN関数を利用して、セルA2(総数)とセルB2(抜き取り数)の組み合わせ数を求めています。

具体的には、総数(5)から抜き取り数(3)の組み合わせ数として、10が求められています。

右の表では、総数5、抜き取り数3の場合の全ての組み合わせを表しています。

総数5なので、A・B・C・D・Eから3つ抜き取る場合の組み合わせを全パターン選んでいます。

A・B・C・D・Eそれぞれが選ばれた回数を13行目に算出しています。
それぞれ6回ずつ選択されていることがわかります。

A・B・C、A・B・Dなど全部で10パターンとなり、COMBIN関数が算出した10が正しいことを証明しています。

COMBIN関数の使用例

COMBIN関数の使用例

3行目は、総数5、抜き取り数2の組み合わせ数10を算出しています。

5行目は、総数5、抜き取り数0の組み合わせ数1を算出しています。

 

それではいろいろ総数、抜き取り数を変えて、COMBIN関数を試してみてください。

 

以上です。

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