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この記事では、各行に入力されている数値の積を足し合わせた合計を求めるSUMPRODUCT関数について説明します。
名前の覚え方としては、PRODUCT関数は指定された数値の積を求める関数です。
それを合計するので、SUMPRODUCT関数です。
この記事で、SUMPRODUCT関数を使えるようになりましょう。
SUMPRODUCT関数に似たような関数がいくつかあります。
以下の記事では、全ての数値の合計を求めるSUM関数について説明しています。
以下の記事では、条件を指定して合計を求めるSUMIF関数について説明しています。
また、以下の記事では、複数条件を指定して合計を求めるSUMIFS関数について説明しています。
【EXCEL:SUMIFS関数】複数条件を指定して合計を求めたい
以下の記事では、指定された全ての数値の積を求めるPRODUCT関数について説明しています。
【EXCEL:PRODUCT関数】入力されている全ての数値の積を求めたい
それでは、SUMPRODUCT関数について説明します。
SUMPRODUCT関数の使い方
SUMPRODUCT関数は、以下のように指定します。
=SUMPRODUCT(数値範囲1,数値範囲2,・・・,数値範囲255)
指定された数値範囲それぞれの同じ行の積を求め、その積の合計を求めます。
数値範囲の指定は、255個まで指定可能です。
また、複数の数値範囲は同じ開始行から同じ最終行を指定する必要があります。
SUMPRODUCT関数は、1個から255個の数値範囲を指定することができます。
数値範囲1~数値範囲255にはセル範囲を指定します。
例えば、A2:A5、B2:B5のようにセル範囲を指定します。
上記の場合、(A2×B2) + (A3×B3) + (A4×B4) + (A5×B5) という計算式で合計を求めてくれます。
SUMPRODUCT関数の使用例
以下の図では、セルD9でSUMPRODUCT関数を利用して、各行の数値の積の合計を求めています。
具体的には、以下の計算式で合計を求めています。
合計 = (B2×C2×D2) + (B3×C3×D3) + (B4×C4×D4) + (B5×C5×D5) + (B6×C6×D6) + (B7×C7×D7) + (B8×C8×D8)
各行の積を求める列は必要なく、SUM関数も利用せずに各行の積の合計を求めています。
以下の図では、SUMPRODUCT関数1つで求めた合計を、PRODUCT関数とSUM関数を利用して、セルE9に計算しています。
セルE2には、PRODUCT関数で2行目の積を求めています。
そして、同様に3行目~8行目の積を計算しています。
さらに、セルE9にSUM関数を利用して、セルE2~E8の合計を計算しています。
SUMPRODUCT関数を使えば、上記のようにPRODUCT関数とSUM関数を利用せずとも、各行の積の合計を簡単に計算することができます。
なかなか、便利ですね。
それではいろいろ試して、SUMPRODUCT関数が使えるようになりましょう。
以上です。