困っている女性
複数の数値の最大公約数を求めるGCD関数があります。
複数の数値の最小公倍数を求めるLCM関数があります。
解決する男性
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この記事では、入力されている数値の最大公約数と最小公倍数を求めるGCD関数とLCM関数について説明します。
この記事で、GCD関数・LCM関数を使えるようになりましょう。
それでは、GCD関数について説明します。
もくじ
GCD関数の使い方
GCD関数は、以下のように指定します。
=GCD(数値1,数値2,・・・,数値255)
指定した複数の数値の最大公約数を求めます。
数値は、1つずつ指定することができ、255個まで指定できます。
数値は、セル範囲(例えば、A2:C2)を指定することができます。
GCD関数は、数値を指定します。
数値には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。
指定した数値の最大公約数を求めます。
最大公約数とは、指定された複数の数値を割ることができる数値のうち、最大の数値のことです。
例えば、12と18の最大公約を求めてみましょう。
12は「1,2,3,4,6」で割ることができます。
18は「1,2,3,6,9」で割ることができます。
したがって、最大公約数は6となります。
GCD関数の使用例
以下の図では、セルD2でGCD関数を利用して、セル範囲(A2:C2)の最大公約数を求めています。
具体的には、12と24と36の最大公約数として12が求められています。
3行目以降も、それぞれの行のA列、B列、C列に入力されている数値の最大公約数を求めています。
LCM関数の使い方
LCM関数は、以下のように指定します。
=LCM(数値1,数値2,・・・,数値255)
指定した複数の数値の最小公倍数を求めます。
数値は、1つずつ指定することができ、255個まで指定できます。
数値は、セル範囲(例えば、A2:C2)を指定することができます。
LCM関数は、数値を指定します。
数値には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。
指定した数値の最小公倍数を求めます。
最小公倍数とは、指定された複数の数値の倍数のうち、最小の数値のことです。
例えば、12と18の最小公倍数を求めてみましょう。
12の倍数は「12,24,36,48,60・・・」となります。
18の倍数は「18,36,54・・・」となります。
したがって、最小公倍数は36となります。
LCM関数の使用例
以下の図では、セルE2でLCM関数を利用して、セル範囲(A2:C2)の最小公倍数を求めています。
具体的には、12と24と36の最小公倍数として72が求められています。
3行目以降も、それぞれの行のA列、B列、C列に入力されている数値の最小公倍数を求めています。
それではいろいろ数値を変えて、GCD関数とLCM関数を試してみてください。
以上です。