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この記事では、入力されている文字列を数値に変換するVALUE関数について説明します。
すでに入力されている文字列が全角数値のために計算で利用できない場合、VALUE関数を使えば、計算ができるようになります。
そういうときに役に立つVALUE関数の使い方を覚えてしまいましょう。
以下の記事では、文字数を指定して文字列を操作するLEFT関数・MID関数・RIGHT関数について説明しています。
【EXCEL:LEFT・MID・RIGHT関数】文字列から指定した文字数分の文字を抜き出したい
また、以下の記事では、バイト数を指定して文字を抜き出すLEFTB関数・MIDB関数・RIGHTB関数について説明しています。
【EXCEL:LEFTB・MIDB・RIGHTB関数】文字列から指定したバイト数分の文字を抜き出したい
以下の記事では、入力されている文字列の文字数やバイト数を返すLEN関数・LENB関数について説明しています。
【EXCEL:LEN・LENB関数】文字列の文字数・バイト数を求めたい
以下の記事では、検索文字列を検索し、置換文字列で置き換えるSUBSTITUTE関数について説明しています。
【EXCEL:SUBSTITUTE関数】指定した文字を検索し指定した文字で置き換えたい
以下の記事では、指定した文字が何文字目・何バイト目か調べるFIND関数・FINDB関数について説明しています。
【EXCEL:FIND・FINDB関数】指定した文字が何文字目・何バイト目か知りたい
以下の記事では、入力されているアルファベットを大文字や小文字に変換するUPPER関数・LOWER関数について説明しています。
【EXCEL:UPPER・LOWER関数】アルファベットを大文字・小文字に変換したい
それでは、VALUE関数について説明します。
VALUE関数の使い方
VALUE関数は、以下のように指定します。
=VALUE(文字列)
指定された文字列を数値に変換します。
数値に変換できない文字列を指定された場合、エラーを返します。
VALUE関数は、1つの引数を指定します。
数値に変換できる文字列を指定します。
例えば、以下の文字列は数値に変換できます。
- 全角数値
- 日付
- 時刻
- パーセント
- 分数
- 指数
- 通貨
文字列はセル番地を指定すれば、そのセルに入力されている文字列が対象となります。
関数に直接文字列をダブルクォーテーションで囲んで指定することもできます。
VALUE関数の使用例
以下の図では、セルB2に入力されている文字列を数値に変換するため、セルC2にVALUE関数を利用しています。
- 2行目は、全角数値を数値に変換しています。
- 3行目は、半角数値を指定いるので、そのままの数値が表示されています。
- 4行目は、日付を数値に変換しています。
- 5行目は、時刻を数値に変換しています。
- 6行目は、パーセントを数値に変換しています。
- 7行目は、分数を数値に変換しています。
- 8行目は、指数を数値に変換しています。
- 9行目は、通貨を数値に変換しています。
- 10行目、11行目、12行目は数値に変換できない文字列を指定していますので、エラーが返されています。
VALUE関数に渡す文字列をいろいろ変えて試してみましょう。
以上です。