困っている女性
整数商を求めるQUOTIENT偶数と余りを求めるMOD関数があります。
解決する男性
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この記事では、入力されている数値を割り算したときに、小数点付きの商ではなく、整数商を求めるQUOTIENT関数について説明します。
また、割算した結果の余りを求めるMOD関数について説明します。
この記事で、QUOTIENT関数・MOD関数を使えるようになりましょう。
それでは、QUOTIENT関数について説明します。
もくじ
QUOTIENT関数の使い方
QUOTIENT関数は、以下のように指定します。
=QUOTIENT(数値,除数)
指定した数値を除数で割った場合の整数商を求めます。
QUOTIENT関数は、数値と除数を指定します。
数値には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。
除数には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。
指定した数値を除数で割ったときの、整数商を求めます。
QUOTIENT関数の使用例
以下の図では、セルC2でQUOTIENT関数を利用して、セルA2をセルB2で割ったときの整数商を求めています。
具体的には、123を5で割ったときの整数商として24を算出しています。
QUOTIENT関数を利用せずに、123を5で割ると24.6になります。
4行目は、123.4を7で割ったときの整数商として17を算出しています。
小数点付きの数値を割り算しても、整数商が算出されます。
5行目は、0を8で割ったときの整数商として0を算出しています。
6行目~8行目は、マイナス数値をマイナス数値で割り算した場合でも、整数商を算出しています。
MOD関数の使用例
以下の図では、セルD2でMOD関数を利用して、セルA2をセルB2で割ったときの余りを算出しています。
具体的には、123を5で割ったときの余りとして3を算出しています。
4行目は、123.4を7で割ったときの余りとして4.4を算出しています。
5行目は、0を8で割ったときの余りとして0を算出しています。
6行目~8行目は、マイナス数値をマイナス数値で割り算した場合の余りとしてマイナス数値を算出しています。
それではいろいろ数値を変えて、QUOTIENT関数とMOD関数を試してみてください。
以上です。