困っている女性
数値の絶対値を求めるABS関数があります。
また、数値が正の数値か負の数値かを求めるSIGN関数があります。
解決する男性
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この記事では、入力されている数値の絶対値を求めるABS関数と数値が正の数値か負の数値かを求めるSIGN関数について説明します。
この記事で、ABS関数・SIGN関数を使えるようになりましょう。
それでは、ABS関数について説明します。
もくじ
ABS関数の使い方
ABS関数は、以下のように指定します。
=ABS(数値)
指定した数値の絶対値を求めます。
絶対値とは、正の数値・負の数値に関係なく数値の部分だけを意味します。つまり、20と-20の絶対値は20となります。
ABS関数は、数値を指定します。
数値には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。
指定した数値の絶対値を求めます。
ABS関数の使用例
以下の図では、セルB2でABS関数を利用して、セルA2の数値の絶対値を求めています。
具体的には、123の絶対値として123が求められています。
3行目では、123.4の絶対値として123.4が求められています。
小数点つきの数値でも、絶対値はそのままの数値となります。
4行目では、0の絶対値として0が求められています。
0でも、絶対値は0となります。
5行目では、-123の絶対値として123が求められています。
マイナスが取られて、123となります。
SIGN関数の使い方
SIGN関数は、以下のように指定します。
=SIGN(数値)
指定した数値の正負を判定します。
正の数値の場合、1を返します。
負の数値の場合、-1を返します。
そして、0の場合、0を返します。
SIGN関数は、数値を指定します。
数値には、数値が入力されているセルのセル番地または直接数値を指定します。
指定した数値を正負判定します。
SIGN関数の使用例
以下の図では、セルC2でSIGN関数を利用して、セルA2の数値の正負を求めています。
具体的には、123の正負判定として1が求められています。
正の場合、1が返されます。
負の場合、-1が返されます。
数値が0の場合は、正でもなく負でもないので、0が返されます。
3行目では、123.4の正負判定として、1(正の数値)が返されています。
小数点付きの数値でも、正しく正負判定されます。
4行目では、0の正負判定として、0(正でも、負でもない)が返されています。
5行目では、-123の正負判定として、-1(負の数値)が返されています。
それではいろいろ数値を変えて、ABS関数とSIGN関数を試してみてください。
以上です。