困っている女性
それは、RAND関数です。
この関数は引数を必要としません。
解決する男性
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この記事では、0以上1未満の数字をランダムに選んでくれるRAND関数について説明します。
EXCELを再計算させるたびに、ランダムに数字を選んでくれます。
乱数とは、全く規則性が無く予測がつかない数字が出現することです。
この記事で、RAND関数を使えるようになりましょう。
最小値と最大値を指定して、その範囲の整数をランダムに選ぶRANDBETWEEN関数について、以下の記事で説明しています。
【EXCEL:RANDBETWEEN関数】指定された範囲の乱数を求めたい
それでは、RANDBETWEEN関数について説明します。
もくじ
RAND関数の使い方
RAND関数は、以下のように指定します。
=RAND()
0以上1未満の間の数字をランダムに選んでくれます。
RAND関数には、引数はありません。
0以上1未満の数字をランダムに選びます。
例えば、0.1や0.23などを選びます。
RAND関数の使用例
以下の図では、セルC2でRAND関数を利用して、0以上1未満の数字を選んでくれています。
具体的には、0.58277267を選んでいます。
3行目、4行目も同様にRAND関数を利用して、乱数を選んでいます。
この選ばれた乱数を利用して、最小値から最大値の間の整数を算出するために、以下の図ではセルD2に計算式を入力しています。
具体的には、以下の計算式を入力しています。
=INT((B2-A2+1)*C2+A2)
INT関数は、小数点以下を切り捨て整数を返します。
(B2-A2+1)は、最大値(5)-最小値(1)+1となり、5が算出されます。
C2は、RAND関数で選ばれた数字(0.58277267)です。
最後のA2は、最小値(1)です。
最後に最小値(1)を足している理由は、RAND関数は0以上1未満の数字を選びます。
RAND関数に0が選ばれた時に、最小値(1)が算出させるためです。
ロト6を予想させるRAND関数の使用例
以下の図では、セルD2でRAND関数を利用して、0以上1未満の数字を算出しています。
セルB2で最小値(1)、セルC2で最大値(43)を指定して、セルE2で先程の計算式を利用して、1以上43以下の整数をランダムで算出するようにしています。
あとは、同じ計算式を利用して、6行分の乱数を算出するようにしています。
結果として34、12、7、23、26、5がランダムに選ばれています。
EXCELを保存したり、編集したりするたびに、選ばれる数字がどんどん変わります。
ちなみに、ランダムに数字を選んでいるだけです。
ロト6は決して当たりませんので、悪しからず。
それではいろいろ最小値、最大値を変えて、RAND関数を試してみてください。
以上です。