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この記事では、入力されている文字の文字数を求めるLEN関数、文字のバイト数を求めるLENB関数について説明します。
文字列を操作する場合、入力されている文字の文字数やバイト数を知る必要があります。いろいろな場面で利用することになるLEN関数、LENB関数について理解して使えるようになりましょう。
以下の記事ではLEN関数・LENB関数と似たような文字列を操作するLEFT関数・MID関数・RIGHT関数について説明しています。
【EXCEL:LEFT・MID・RIGHT関数】文字列から指定した文字数分の文字を抜き出したい
また、以下の記事ではバイト数を利用して文字を抜き出すLEFTB関数・MIDB関数・RIGHTB関数について説明しています。
【EXCEL:LEFTB・MIDB・RIGHTB関数】文字列から指定したバイト数分の文字を抜き出したい
それでは、LEN関数について説明します。
LEN関数の使い方
LEN関数は、以下のように指定します。
=LEN(文字列)
文字列の文字数を返します。
LEN関数は、文字数を知りたい文字列を指定します。
セル番地を指定すれば、そのセルに入力されている文字列が対象となります。
関数に直接文字列をダブルクォーテーションで囲んで指定することもできます。
半角文字(1やAなど)も全角文字(漢やあなど)のどちらも1文字を1文字としてカウントします。
以下の図では、セルA2に入力されている文字列の文字数を求めるように、LEN関数が指定されています。
結果として、セルB2に「10」が表示されています。
セルA2には、10文字分の文字列が入力されているので、LEN関数は10(文字)を返しています。
また、2行目以降も同様にLEN関数で文字数を求めています。
LENB関数の使い方
LENB関数は、以下のように指定します。
=LENB(文字列)
文字列のバイト数を返します。
LENB関数は、バイト数を知りたい文字列を指定します。
セル番地を指定すれば、そのセルに入力されている文字列が対象となります。
関数に直接文字列をダブルクォーテーションで囲んで指定することもできます。
半角文字(1やAなど)は1文字を1バイト、全角文字(漢やあなど)は1文字を2バイトとしてカウントします。
以下の図では、セルA2に入力されている文字列のバイト数を求めるようにLENB関数が指定されています。
結果として、セルC2に「20」が表示されています。
セルA2には、全角10文字が入力さているので、LENB関数は20(バイト)を返しています。
また、2行目以降も同様にLENB関数でバイト数が求められています。
1つ1つ自力で入力して、試しながら慣れていきましょう。
以上です。