困っている女性
だって、マスタシートと明細シートを切り替えて入力するのって大変なの。
解決する男性
困っている女性
解決する男性
困っている女性
この記事では、EXCELの標準機能「データの入力規則」を利用して、マスタシート(入力対象のデータが入力されているシート)から明細シート(データを入力したいシート)へリストから選択して対象データを入力する方法について説明します。
設定方法も覚えてしまえば、簡単でこれからいつでも利用可能となります。
また、リストから選択することにより、入力間違いをなくすことができます。
それでは、「データの入力規則」を利用して、リスト選択可能にする手順を説明します。
もくじ
マスタシートを準備する
リストで選択させるデータの一覧を入力しておくマスタシートを準備します。
上の図では、サンプルとして「商品マスタ」を入力しています。
商品コード、商品名、単価の3列の商品マスタです。
リスト入力で選択させるデータは、「商品名」です。
リスト選択入力にしたいセル範囲を選択する
先程のマスタシートをリスト選択して入力したいセル範囲を選択します。
上の図では、サンプルとして「4月の売上明細」シートの「商品名」列のセルC3からC13を選択しています。
この選択したセル範囲をリスト選択入力できるようにしていきます。
データの入力規則を設定する
「データ」タブの「データの入力規則」をクリックします。
「データの入力規則」をクリックすると、メニューが表示されます。
そのメニューの「データの入力規則」をクリックします。
「設定」タブの「入力値の種類」から「リスト」を選択します。
「元の値」の入力欄の右にあるボタンをクリックします。
リスト化するデータ範囲をマスタシートから選択します。
上の図では、サンプルとして「商品マスタ」シートの「商品名」列のB3からB18を選択しています。
この選択したセル範囲がリスト化されます。
「元の値」欄に先程選択したマスタのセル範囲が表示されています。
次に、OKボタンをクリックします。
リスト選択入力したかったセルにリストが表示されるようになりました。
上の図では、サンプルとして「商品マスタ」の「商品名」がリスト化されています。
実際にリストからデータを選択して入力してみました。
上の図では、3行目から5行目をリストから選択して入力した例です。
「商品名」列はリストに表示されるデータのみ選択可能となっています。
これで、データの入力間違いをしてしまうことがなくなりました。
以上です。